キ600型 (ローターリー除雪車)
キ604号機 場所 北海道名寄市北国博物館 旧名寄本線上
車歴 1939国鉄苗穂工場 1940岩見沢~深川~1963名寄~1975廃車 キマロキ編成・準鉄道記念物
* 北国博物館前の旧名寄本線上に先頭の59601号機(機関車)~キ911号機(マックレー車)~本機(キ604号機・ロータリー車)~D51-398号機(機関車)~
{ヨ4456号機}のキマロキ編成の排雪列車としてJR北海道より2010に準鉄道記念物として指定された。名寄の大地に並ぶ車列は真下を走る宗谷本線からもよく
見え、北海道の静態保存機としては旭川市の神居古譚の三重連と並び壮観な景色である。 撮影日 2011/07/26
キ620型(ロータリー除雪車)
キ621号機 場所 福島健耶麻郡西会津町野沢 鳥追観音
車歴 1949汽車製造 1949長岡第一~1971坂町 1976廃車 1977保存開始 諸元 全長 16.02m 自重 84.5t
* C58型のボイラーとC12の駆動装置を持ち、テンダーは戦後型の船底タイプである。屋根付きで保存されており先頭部に赤く塗られた傘歯車が装備されている。
運転室内は館圧力計・両水面計が装着されている。キ620型は5両製造されたが静態保存されているのは、本機のみであり鉄道史を物語る貴重な遺産である。一
形式前のキ600型は1927~47の間に14両製造されたが、現在601号機が北海道小樽市小樽総合博物館で、キ604号が北海道名寄市北国博物館でそれぞれ
静態保存されている。 撮影日 2011/10/28