「SL整備記録 NO-12 大山正風」
C12-231号機 整備記録NO2
2014/10/22
本日までに左第三動輪部のケレンが一応出来ました。左第三動輪ボスにはL3・軸ツバ外枠には神41TM9585-A-105の刻印、タイヤにはA3910
シ38-12 TI24 KYシ39-1の刻印 スポークのタブにはTD65 Uシ44 8N1の刻印、左スタビライザーにはL C12231の刻印・左第三制輪子釣
にはL3 C12231の刻印、左第二サイドロッド油壷にはL3 C12231の刻印がそれぞれありました。また左速度伝達装置の第一・第二ギアボックスにプ
レートが残っていました。昨日は内子町天神地区のご婦人宮岡さんが来られました。お昼休みでしたので昔の内子駅や町並み・機関車の話で楽しいひと時
でした。いつも差し入れをしていただきありがたい事です。仕上がりを楽しみにしていますと言われ作業に励みがでます。近隣のヤングママさんも子連れで
よく見に来られ子供がいつできるのか楽しみにしてます。と言われ男の子とは仲良しになりました。 次回は2014/10/25の予定です。
2014/10/25
23・24の両日に西条市のC57-44号機に続き、横浜市の佐藤邦弘氏が遠路はるばると応援に駆けつけていただきました。動輪部のケレン作業を
していただいたので本日までに左右の第二動輪部のケレンが終了しました。感謝・感謝の一言です。やはり左右の第二動輪ボスには機番号はありませ
んでした。左第二動輪タイヤにはA3954 シ39-1 T124 KYシ39-4の刻印・右第二動輪タイヤにはA3968 シ39-1 T124 KYシ39-4の
刻印がありました。左第二動輪担バネ鞍にはR1 C12231の刻印があり前後・左右の入れ替えが予測されます。その他制輪子釣等の各部位にそれぞ
れ刻印がありましたが、左リターンクランクは横表示、右は縦表示でした。 次回は2014/10/29の予定です。
2014/10/29
本日までに左第一動輪部のケレンが一応終わりました。各部位の刻印のほかに左スライドバー前端受けにC12231L 35 4 23KY 31 4 17KY
の刻印がありました。明日からは右第一動輪部のケレンに取りかかります。 次回は2014/11/01の予定です。
2014/11/01
本日までに右第一動輪部のケレンが一応終了しました。各部位にそれぞれ本機の刻印がありました。右クロスヘッド油壷にはC12261の刻印があり
ました。これは以前に紹介しておりますが改めて記載します。C12-261号機は1969年に宇和島機関区で廃車になっています。本機が1965年7月に
宇和島機関区に配属後転用されたのでしょう。明日は作業は休みますが、福岡県直方市のいこいの村のD51-225号機・直方汽車倶楽部の59647
号機・整備が始まった29612号機を整備の参考に見て参りたいと思います。直方市には4年振りでしょうか。北九州市入江氏やD51-300のメンバー
とも歓談したいと思います。 次回は2014/11/5の予定です。
2014/11/05
11/02は直方市にお邪魔しました。いこいの村のD51-225が入江氏らの汽車倶楽部メンバーによる再塗装が完了し、記念行事で江口代表と直方市
長の挨拶後、三重連走行のヘッドマークを記念装着した雄姿がお披露目されました。その後志免町から汽車倶楽部に搬送され整備が始まった29612号
機を拝見しました。やはり屋根付き保存では無かったので、雨(最近の酸性雨)の影響は顕著であり大変な整備作業になることが予測されました。江口代
表のお話では来年度中の完成を目指しているとの事でした。最後に汽車倶楽部の59647号機の定期清掃に参加させていただきました。
厚狭のD51-300の整備メンバーとも再会し、今後の運転室内の整備について意見交換をしてきました。本機の整備が終了したら300号機の計器類の
復元をお手伝いすることになろうかと思います。
本日までに左右のシリンダー被までケレン~錆止め剤を塗布しました。左右弁心棒案内基盤部とシリンダー被覗き穴蓋に刻印がありました。シリンダー被
の上下の蓋は左右とも開閉できるようにしました。 次回は2014/11/08の予定です。